「国際政治」という教材

国際政治 (放送大学大学院教材)

国際政治 (放送大学大学院教材)

良い教科書だと聞いたので読んでみた。著者に対してなんとなくいわゆる「左派」とか「ハト派」のイメージを持っていたので*1、極端な偏りがないか、ちょっと心配だったが、杞憂であったように思う。
例えば三十年戦争・アリソンの「官僚政治モデル」・WTOまで言及し、基本概念に触れつつ「国際政治」を論じている。割と分かりやすく書かれており、リベラリズムへの偏重とかは感じなかった。
ということで、放送大の授業を聞いてみたくなった。

*1:著者の意見を精読した判断ではない。ただなんとなくである