シンポジウムと講演

先日、いろんな分野の研究者が発表するシンポジウムに行ってきた。興味深かったことをちょっと書く。

軍用車(普通の観光バスのかたちをしている)で日本各地の祭りに在日米軍が来る。しかも、その祭りは「性」がテーマで、例えば先日小牧の田県神社で行われた祭りとかに米兵が来るらしい。
その先生はそんな祭で素の米兵に出会い、「軍」をタブー視してきた結果生じた彼らへの「偏見」を自覚したらしい。
なお、米軍が祭りに行く費用はおもいやり予算から出るとおっしゃっていた。
在日米軍人が佐世保から京都に手紙を出す。その手紙は一端、米国本土に集められてからまた日本に戻ってきて、受取人に届く。
なんと無駄な過程だと思ってしまいましたが、なにか合理性があってのことでしょう。


某著名人の講演にも行った。さすがに氏のしゃべりはおもしろかった。記憶に残っているおもしろいジョーク?
・なぜ、「漢字が読めない総理」の記事が大手新聞紙にいっせいに載ったか。
よくニュースで記者たちが首相を囲って会見する映像が流れる。実はこの会見は一日二回行われるのだが、カメラが許されているのは片方だけ。録画できない方で総理が記者たち(T大でのエリート若手記者たち)に質問して口撃する。例えば「(T大でなのに)何々も分からんのか」とか言って。G大でのくせにとフラストレーションをためていった記者たちは総理の漢字の読み間違いを記事にして、仕返ししたい。でも、一社だけ記事にすると、総理側に睨まれる。そこで総理に腹が立っていたエリート記者たちが談合して同じ日に同じような分量の記事を載せた。

両方ともなかなか興味深いお話ばかりでございました。曲解誤解があるやもなので、あしからず。